みーん みーん
イラつくような蝉の声もしないし
膨大な量の宿題に悩まされる学生も
久々の休みに喜ぶ会社員も
何も無いけれど

バカみたいに騒いで
あたしのココロは夏模様。

 

うじうじしてる 自分が大嫌い
そんなコト 良いそうになったら
夏みたいな綺麗でひかる時期みたく
バカみたいなテンションでいかないかぃ?


 






夏。


「うるさい!!」
そう怒鳴りそうになるほど
懸命に生きる命のトモシビ
耳に残る蝉の声も

宿題を写しあったり
ノートを貸し借りしながら
宿題を終わらせようと奔走する学生も

久々の休みに喜ぶ父親に
すがって海に連れていってもらう子供も


まだ誰もいないけれど。



舌をだして
体内の熱を
なんとか外へ排出している犬も

花火をみながら
愛を
「来年も」と誓い合う恋人たちも


まだいないけれど。

夏は、静かに近づいてきてる




春夏秋冬何時だって
夏の空の下にいるみたいに


元気一杯
愛も沢山

バカみたいに
狂ったように

はしゃいで
騒いで
たまに反省して



沢山の思い出を。(小説)

ココロに、刻め。(詩)