女の子は生まれた時からお姫様なんだ
君もそう しかも大王国のお姫様
その燦々と輝く太陽でさえも 勝ち得ない笑顔
煌々と闇夜を照らす月でさえも 勝ち得ない優しさ
僕を君を守りたいんです

My Lovely Princess...
我儘を一つ言わせてください
王子様は僕で宜しいですか?










僕は、君を手に入れました。
心も、体も、君のスベテを。


愛しい、愛しい僕だけのお姫様。
他の奴になんか微笑みかけないでよ
他の奴のために涙を流さないで
僕以外を見ないで
僕以外の名前を呼ばないで

嫉妬にかられてる
狂気の沙汰だ

別に何を言われようと構わない
でも心から思ってしまうんだ。

君へのスキが溢れていく。



ああ、愛しいお姫様。
僕の元から離れないで。




一時も。





貴方は私をお姫様だと
確かにそう、言ったわ

でもそれは何年も前のお話。

シロツメクサで作った指輪
貴方は一生懸命作っていて
真っ赤な顔して私に言うの

“ぼくのおひめさまになって”

それがあまりにも可愛くて
格好良くて
ドキドキ
心臓は高鳴って

気づいたら首を縦に振っていた


今でも貴方は
あの眩しい笑顔で言ってくれる?
今でも私は
貴方のお姫様になれるのかしら?


手を差し伸べて
名前を呼んで
口づけをして



貴方が望むなら
何処にでもついてゆくわ

一言で、私の背中を押して


>僕に貴女を誘う権利はありますか

>もし言えるのなら
手を差し伸べて、言わせて下さい。




おいで、僕のお姫様











お手を 宜しいですか、僕のお姫様




覚えてる?私の愛しの王子様
小さい頃 シロツメクサの指輪で誓ったでしょう
永遠に私は貴方の物 貴方は私のものだと
貴方も私も変わった? 約束も果ててしまった?
私は今でも貴方は私を お姫様と呼んでくださるかしら